取り急ぎ、12月の営業案内です。
とりあえずこれで確定ですが、営業日の変更が出てきた場合には早めに告知させていただきます。
で、ここ何年かコロナ禍であったりインドに居たりでまともに周年の話題をずっと挙げてきていなかったのですが、当店は12月3日(日)でいつの間にかのあっという間の５周年を迎えます。(間にコロナ禍であったりスペイン料理をやったりであまり実感は湧いていませんが…)
こんな中途半端な立地でこんな偏った内容にこだわり続けてきている当店が５周年を無事に迎えることができるのも、オープン以降どんな状況でも何度もご来店し続けてくださっている常連さま、当店のことを色々な形で発信し続けてくださっている著名な方々、今までご来店いただいたことのあるお客様や業者の方々、歴代インド人シェフに歴代スタッフたち含め、当店に関わってくださってきたすべての方々あっての賜物に他なりません、本当に感謝しても感謝してもし尽くせません、本当にありがとうございます。
もちろん、状況を理解して常にそばに居てくれる、今となってはメインシェフとしてキッチンを切り盛りしてくれている妻に感謝、この状況に付き合ってくれている（巻き込んでいる？）娘二人も含め、とにかく家族に感謝ですね。
とは言っても５周年なんてまだまだヒヨッコ状態、末長く続けていけるよう末長く愛していただけるようこれからも精進あるのみです。
2018年にオープンしてこの５年間だけで考えてみても実にいろいろな事があり内容の濃すぎる事柄続きで、むしろ生きながらえてることこそが奇跡的…と言ってしまっても過言ではないくらい、オフレコでも話せないであろう身内絡みのゴタゴタ話や事件（今となっては少しは面白ネタになるのかな？）なんかも含めてホント色々とありすぎて、もう何が何やら…
文化発信の意味合いも含め、東インド/ベンガル地方の料理に特化したコンセプトのもとオープンし、まだまだ認知されていない現地のままの東インド料理を伝えていくための説得材料として当初はコルカタからシェフを連れてきて、メニューリクエストはしながらも敢えて彼らの経験体験してきた個々人のベンガルレシピに任せ、各シェフそれぞれに個性が色濃く出たシェフ毎に違う高クオリティのリッチスタイルのベンガル料理たちを提供してきてはいたのですが、それはそれで彼らならではの素晴らしいベンガル料理だったものの自分たちが本来伝えたかった、ちょっと郊外寄りの滋味深いベンガル料理とは少しかけ離れていったのも事実…
現地への恩返しも含め現地のままの東インド/ベンガル料理を伝えたい、その想いは今までも１ミリたりともブレることなく、巷のかくいうスパイスブームに流されるわけでもなく（むしろ乗りきれていないだけ？）、言ったもん勝ちやったもん勝ち的な信憑性のない話題作りで世間で言うところのバズりを狙うわけでもなく、自分たちなりの試行錯誤を地味に繰り返しながらも、まだまだ少しづつではありますが本当に自分たちが表現したい形に着実に進めてきていると確信しております。
もちろん、これからも現地のままの料理を伝えるだけの枠に収まることなく、今まで以上に文化発信あってこそのインディアンスパイスファクトリーという礎を築いていきたく、来年からはまた文化的なイベントやワークショップを多く行っていけるよう思案中です。
というわけで、これからものんびりと末長く【東インド/ベンガル料理専門店INDIAN SPICE FACTORY】にお付き合いいただけると幸いです。
ちなみに、今のところ特に５周年記念イベント的なものは考えておりませんが、出来たら何かしらしますね。
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