あっという間のオープン後7ヶ月目が過ぎようとしています。
必ず万人受けはしないであろう偏った料理構成とアクセスし辛い郊外立地でありながらも、なんとか無事に半年を乗り切ることができたのも、ひとえに皆様のアドバイス・サポート・ご来店のおかげであることは言うまでもありません。
今まで当レストランに関わってくださっている全ての皆様、本当に本当にありがとうございます!
本当に色々濃かった半年をどうにか乗り切り、そのまま前進できております。
ひっそりと営業スタート〜ちょこまかした店舗内外装のモデファイ~勢い任せのバタバタでのイベント出店~徐々に増えつつあるメディア取材〜試行錯誤を繰り返しながらの小刻みなメニューのアップデート~タンドール専属シェフのインド帰国…などなど…
オープン前の準備段階では立地柄、バリエーション拡充の意味合いも含めタンドール料理の必要性を感じ、壁を破壊してまで大変な思いをしてまでもタンドール窯を搬入して、東インド料理番外編としてのコルカタの人々も大好きなタンドール料理をメニューに組み込みましたが、オープン半年経過後での今回のインド・コルカタ帰りで再度ベンガル料理屋さんをハシゴしたなかでモヤモヤしたものが膨らみ続け、今回のタンドールシェフの帰国のタイミングで、自身の、現地の本物の東インド・ベンガル料理を伝えたいという当初の想いへの原点回帰に踏み切る決断(タンドール窯撤去、タンドール料理削除)も考えました…
が、矢張り当店のタンドール料理ファンの方々、及びこれからご来店頂く方々に今後も高クオリティのタンドール料理を楽しんで頂けるよう、タンドール料理の提供は継続させて頂きます❗
進化系・創作系といった斬新さは無く、クラシックでどストレートな内容過ぎてビジネスとして成立するかどうかは未知数な状況ではありますが、食材や季節感でのジャパナイズはあれど、シンプルでありながらもパワフル、じんわりと身体に染み渡るスパイス感、まさにストレートな現地のまま(本場、本格的といった抽象的な表現ではなく本物)の東インド・ベンガル料理の提供にどっぷりと邁進し続けます。
これに関しては、現地にてWest Bengal州の[BISWA BANGLA(世界の中心のバングラ)]ロゴの流用許可を頂けていることを誇りに思うとともに、コルカタでお世話になった多くの方々への恩返し的な意味合いも含め、日本での本物の東インド料理(コルカタベースではありますが)の知名度向上運動こそが自身のメインミッションでもあるため、そこはブレることなく突き進ませて頂きたいなと考えております。
もちろん、現地シェフそれぞれのレシピの細かな違いはあれど、地元で経験を積んだベンガル州出身のシェフが作る現地そのままの本物の東インド・ベンガル料理をお楽しみ頂ける、皆様のご期待にお応えできうる心地よい空間創りと五感で楽しめる料理提供に尽力して参りますので、今後も変わらずご愛顧賜りますよう、皆様どうぞよろしくお願い致します。